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【五十肩】肩関節周囲炎の原因や痛み、治療について解説

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コロナ3回目の注射を打ってから肩が痛くて泣いてます…。微熱もやや続いていて倦怠感あります。みなさんはコロナの注射打たれましたか?コロナにかかった10代の子が亡くなったニュースがありましたが播種性血管内凝固症候群だったそうです。癌の勉強をしていた時、耳にしていたので覚えていたのですが、ウイルスでも起こり得るんですね。。

 

ワクチン接種も個人の自由ということですが、今後のコロナについて考え方が変わっていきそうですね。コロナの進化には驚かされます…

 

コロナに負けない体を作って免疫高めていきましょう!!

 

 

前回の記事を読んでいただきありがとうございます。まだ読んでいない方は是非目を通してください☆

yuurann252539.hatenablog.com

 

今回は、五十肩についてお話ししていきたいです。

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もうこれはよく耳にしますよね。五十肩で「肩が上がんない」「痛い」など肩の疾患っていうのは自然と身についていると思います。

 

私のクリニックでは、五十肩でリハビリに来る患者さんはかなり割合を占めます。急性期〜慢性期までかなり悩まれている方は多いです。

 

 

更に詳しく解説していきたいと思います。

 

 

➖五十肩とは?➖

正式な名前は、肩関節周囲炎といいます。発症年齢として40歳〜50歳に多いとされています。そのため四十肩や五十肩なんて言葉が浸透したと思われます。

 

主な症状としては痛みで動作制限が生じます。痛みの程度は様々ですが、髪を洗ったり、手を後ろに回してエプロンの紐を結んだり、下着を止めたり、ズボンを履いたり、寝返ったり(夜間痛)、肩が90度以上上がらなくなったりします。

 

最初は、“あれ?動きにくいし、ある一定の方向に動かすと痛いな〜なんてくらいで少し時間が経てば治るだろう。”と油断しているとあっという間に炎症が進み肩関節周囲炎を発症しているケースが多いです。

 

では、なぜ五十肩が起こるのか。

痛みを我慢すればいいのか?なんてことではありません。まずは原因を理解していきましょう。

 

 

➖肩関節周囲炎の原因➖

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肩の関節の運動方向は自由度の高い関節です。そのため、骨と骨の接触は少なく靭帯や筋肉で覆われております。よって、姿勢の影響をかなり受けやすい部位です。

 

例えば、体を丸めてみてください(円背姿勢)。丸めた体の状態で肩を上げてみてください。肩が上がりにくくなくなると思います。

 

こういったように長年の円背や姿勢の乱れによって肩の位置が変わりそれによって炎症を引き起こしてしまいます。

更に最悪のケースでは、骨と骨の間に筋肉が通っているため姿勢の変化によって骨と骨の間で擦れあってしまい、筋肉が損傷し、肩腱板損傷肩腱板断裂を引き起こし手術しなければいけない場合もあります。

 

五十肩を甘く見ると手術適応となる場合がありますので、安易に放置しないようにしましょう。

 

では、肩関節周囲炎の治し方について調べてみました。

 

 

➖肩関節周囲炎の治療方法➖

薬物療法物理療法運動療法手術療法が適応となります。

急性期の場合、痛みがあり夜間痛によって眠れない状態が続くことが多いです。動かすことがしにくく不動の期間が長くなり固まったように肩が動かなくなります。薬物療法や物理療法で痛みを軽減させるための治療を行います。

拘縮期の場合、発症から約3ヶ月ほどで痛みは軽減してきますが肩の拘縮が進み動きにくさは強くなっていると思います。肩の動きを出していくために物理療法や運動療法が開始されます。

緩解の場合、発症から約6ヶ月程度から肩の緊張がほぐれだし動きがでるようになります。

 

このまま順調にいけば。約6ヶ月程度で治ります。

 

しかし!そう簡単にいかないのか五十肩です。

 

痛みの程度は様々のため治療期間が1年〜2年もかかる人がいます。これは稀ではなくかなり多いようにも感じます。むしろ半年で治るほうが稀のように体感しております。

 

皆さんがよく間違えて運動してしまう期間があります。それは急性期にガンガン動かしてしまうことです。

 

痛みがある状態で無理に動かすと筋肉が短縮、緊張も亢進しますので肩の純粋な動きは阻害され、より悪くなるケースがあります。

 

ガンガン動かしていくのは、拘縮期から緩解です。急性期は、痛みのない範囲で緩やかに動かしていき脳に「痛み」=「怖さ」を植え付けないようにしましょう。

 

例えば、EMSなどの器具を使って怖さを軽減させるのもいいと思います。これらは、気持ちいいという刺激を与えてくれるので痛くて怖いという方にはオススメの商品と思われます。

 

 

肩関節周囲炎は基本的に治療できます。

痛みがとれちゃえば肩は動き始めます。

ただ適切な治療を行えばの話です。

 

 

とにかく、痛みを我慢しつづけ病院へ行かない。というのはやめましょう。根治療法では、治りませんので要注意です。

 

 

 

では、肩関節周囲炎についてもっと詳しく知りたい方はオススメの著書を紹介しておきます。

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ここまで読んでいただきありがとうございました。どんどん更新していきたいと思います♫

 

 

ゆうトレをよろしくお願いします

 

 

それではまた😜

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