痛い!!腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないこと3選
ゆうトレゆうです
腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないことの結論からいいます。
★結論★
やってはいけないこと3選
腰椎椎間板ヘルニアの原因や治療については、こちらの記事をご覧下さい。
では、なぜやってはいけないことなのか紹介していきます。
1.前屈動作
前屈動作は、ヘルニアが飛び出る姿勢となります。関節内圧が高まることで神経刺激の原因になりますので前屈動作はNGです。無理に曲げようとすると腰椎への負荷が強くなり症状が悪化するリスクも高まります。
前屈しなければいけない場合は、下の物をとろうとするときや靴下を履くときなどが挙げられます。
腰から曲げるのではなく、股関節&膝を深く曲げて、腰は真っ直ぐに保ちながら丸めないことを心掛けましょう。
※痛みが強い場合は、腰のサポーターを使用するか無理に動かさないことをオススメします。
2.重い物を持ち上げる
これもNGです。特に痛みがあるのを我慢して持ち上げるなど最もしてはいけません。腰を曲げる動作は禁忌(ヘルニアが飛び出て神経を圧迫するリスクが高い)です。重い物を持つことは、純粋な腰椎の前屈運動に加えて重量が増して腰椎への過負荷となりますので悪化します。酷い場合は、手術になる恐れもあります。
私の臨床経験では、仕事を休めず無理をし続け病状が悪化し、手術のため長期的に入院するケースを何人かみてきました。できれば、こうなる前に休むのが最善です。
3.過度な運動
主に前屈動作や体幹の回旋動作が加わる運動です。腰椎椎間板ヘルニアは、人によって痛みの程度は異なります。軽症の人も多く運動できる人もいます。油断をしやすいのが軽症です。
運動すれば治癒が早いという人がいますが、それはデマだと思います。
よく運動をしましょうと言われると思いますが、意味合いとしては、適度な有酸素運動で血液循環を促し、ある一定の運動能力や筋力を維持させる必要があるという意味です。
痛みが強い場合、日常生活動作制限が生じます。そのため筋力を維持することができずドンドン落ちてしまいます。そうならないための運動の推奨ですので、運動をしたからといってヘルニアが治るわけではありませんので、主治医や理学療法士等に相談しながら運動負荷を少しづつ調整していきましょう。
まとめ
どうでしたでしょうか?
割とやっちゃいがちな禁忌だと思います。
前屈動作、重い物を持ち上げる、過度な運動は十分に注意していきましょう。
簡潔にいうと曲げたらダメ、運動は適度にするということです。
痛みが強い場合は、自分で判断せず医師の指示に従うようにしましょう。
治癒させるには時間が必要です。
少しでも知識を持ってリスク管理できればいいなと思っています。
ここまでご覧いただきありがとうございました。これからもどんどん更新していきますので、よろしくお願いします。
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五十肩で悩む人多いですよね。疾患を正しく理解して治療していく必要があります。特に夜間痛や動作時痛は理解することで軽減します。
— ゆうトレ@医療系ブロガー (@yutore777) 2022年2月21日
過去の記事はリンクを載せておきます。是非読んでみて下さい。